唐津に来たら何を食べますか?答えは意外とはっきりしていて、呼子のイカ、虹の松原のからつバーガー、松露饅頭、そして玄界灘の魚です。
今回は唐津の名物を「どんなもの・どこで食べられる・お土産に買えるか」の順に整理し、半日の食べ歩きコースまでまとめました。唐津くんちや唐津城、呼子の朝市とあわせて回ります。
あわせてBLUE MAGAZINE編集部が実際に取材したグルメ情報も参考にしてみてください。
唐津の名物 早見表
| 名物 | どんなもの | どこで |
|---|---|---|
| 呼子のイカ活き造り | 生きたイカを刺身に。下足は天ぷらや塩焼きで | 呼子のイカ料理店(河太郎・萬坊 など) |
| からつバーガー | 虹の松原の赤いバスで50年以上続くご当地バーガー | 虹の松原 松原本店ほか唐津市内 |
| 松露饅頭 | 薄いカステラ生地でこし餡を包んだ一口サイズの焼き菓子 | 大原老舗・宮田松露饅頭(唐津駅周辺) |
| けえらん | うるち米の生地で餡を巻いた素朴な和菓子 | 伊藤けえらん本家(浜玉町) |
| 魚ロッケ | 魚のすり身を揚げた唐津のソウルフード | 藤川蒲鉾(中町)・アルピノ |
| 玄界灘の魚 | 寿司・海鮮丼・刺身定食 | 唐津市内の寿司店・和食店 |
| 唐津の地酒 | 大吟醸「聚楽太閤」、相知町の「万齢」 | 市内の酒販店(取扱店は蔵元公式で) |
| 唐津焼 | 1580年代に始まる「土もの」の器 | アルピノ2階 唐津焼総合展示場 |
呼子のイカ活き造り|唐津といえばまずこれ
唐津の名物で最初に名前があがるのが、呼子(よぶこ)のイカです。唐津観光協会は活き造りを「コリコリとした歯ごたえで甘みもたっぷり」と紹介しています。透き通った身を刺身で食べたあと、残った下足(げそ)を天ぷらや塩焼きにしてもらうのが定番の流れです。
「河太郎 呼子店」
代表格の「河太郎 呼子店」は、唐津観光協会の掲載情報によると、いか活造り定食が2,700円(税込)。営業時間は平日11:00〜20:30、土日祝10:30〜20:30(オーダー終了19:00)、水曜・お盆・年末年始が休みです。
| 住所 | 佐賀県唐津市呼子町呼子1744-17 |
| 電話番号 | 0955-82-3208 |
| 営業時間 | (平 日)11:00~20:30(19:00 OS)最終入店18:30 (土日祝)10:30~20:30(19:00 OS)最終入店18:30 ※仕入れや予約状況により、最終入店時間を繰り上げる場合があります。 |
| 定休日 | 水曜日、お盆、年末年始 |
| 駐車場 | 普通車50台・バス3台 |
「海中魚処 萬坊(まんぼう)」
海の上に建つ「海中魚処 萬坊(まんぼう)」はいかしゅうまい発祥の店。公式サイトに2026年6〜9月は改装休業予定と案内があるので、訪問前に営業状況を確認してください。
| 住所 | 唐津市呼子町殿ノ浦1946番地1 |
| 電話番号 | 0955-82-5333 |
| 営業時間 | 平日 11:00~15:00(OS) 土日祝 10:30~16:00(OS) |
| 定休日 | 定休日:毎週木曜 ※木曜日が祝日の場合、振り替えて別日が定休日 |
| 駐車場 | 普通車50台・バス2台 |
呼子朝市
呼子朝市(朝市通り、7:30〜12:00ごろ、元日を除き毎日)では、自家製のイカの一夜干しやみりん干し、実演販売のいかプレスせんべいが手に入ります。朝市を歩いてから昼前にイカ料理店に入る順番が動きやすいです。
| 住所 | 佐賀県唐津市呼子町呼子 |
| 電話番号 | 呼子観光案内所 TEL:0955-82-3426 |
| 営業時間 | 7:30〜12:00 |
| 定休日 | 1/1 |
| 駐車場 | 120台(有料・1時間以内100円) |
からつバーガー|虹の松原の赤いバス
虹の松原の松林の中、赤いレトロなバスで売っているのが「からつバーガー」です。公式サイトによると創業は50年以上。
ほかにも唐津市内に4店舗、糸島市・福岡市西区にも1店舗あります。
人気№1のスペシャルバーガーは、しゃきしゃきレタス、ハム、チーズ、ふわふわたまごにパティと「すべての具材が入った豪華な一品。手作りのデミグラスソースは甘めなのでお子様も食べやすいいです。
| 住所 | 佐賀県唐津市虹ノ松原 |
| 電話番号 | 0955-56-7119 |
| 営業時間 | 9:00 ~ 20:00(売り切れ次第終了) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | あり |
| 支払い | 現金決済のみ |
松露饅頭|唐津を代表する銘菓
松露饅頭(しょうろまんじゅう)は、虹の松原に自生するきのこ「松露」の形に似せた一口サイズの焼き菓子。こし餡を薄いカステラ生地で包んで焼き上げた、唐津土産の定番です。
店は2系統あります。「松露饅頭」の名称を登録商標として持つ「宮田松露饅頭」(唐津市呉服町1815-1、JR唐津駅から徒歩3分)と、嘉永3年(1850年)創業の「大原老舗」です。
大原老舗
大原老舗は18個入り2,333円(税込・公式オンラインショップ)で、唐津本店(本町1513-17、9:00〜19:00)のほか、JR唐津駅構内の唐津駅店(9:30〜17:15)でも買えます。
| 住所 | 唐津市本町1513-17 |
| 電話番号 | 0955-73-3181 |
| 営業時間 | 本店:9:00~19:00 唐津駅店:(平日)9:30~17:15、(土日祝)8:30~19:00 和多田店: 9:00~19:00 鏡店:9:00~19:00 |
| 定休日 | 本店:1月1・2日 支店:1月1日 鏡店:火曜日 唐津駅店:木曜日 |
| 駐車場 | 本店:なし 唐津駅店:なし 和多田店:20台 鏡店:10台 |
宮田松露饅頭
宮田松露饅頭の営業日は水・金〜日・祝の12:00〜17:00と限られるので、事前に確認を。
| 住所 | 唐津市呉服町1815-1 |
| 電話番号 | 0955-72-2596 |
| 営業時間 | 水曜、金曜、土曜、日曜、祝日12:00~17:00 |
| 定休日 | 月・火・木曜日 1/1 |
| 駐車場 | なし |
けえらん|浜玉町の素朴な米菓子
けえらんは、うるち米の薄引き粉を蒸し、薄くついた生地で餡を巻いた和菓子。つるりとした歯ざわりで、あっさりした甘さです。
唐津観光協会によると、朝鮮出兵の際に諏訪神社で戦勝祈願をした豊臣秀吉に献上したのが始まりと伝えられます。「勝つまで帰らん」という言葉が名前の由来という説もありますが、観光協会の公式記載にはありません。
| 住所 | 唐津市浜玉町浜崎943番地 |
| 電話番号 | 0955-56-6901 |
| 営業時間 | 8:00~20:00 |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | 普通車6台・バス2台 |
魚ロッケ|唐津のソウルフード
魚(ぎょ)ロッケは、魚のすり身を揚げた唐津のおやつ。中町の「藤川蒲鉾」が発祥の店で、カレー味と塩味があります。唐津駅前のふるさと会館アルピノでも箱入り(カレー味5枚・塩味5枚)と単品を扱っています。
江戸時代から続く老舗「藤川蒲鉾」
江戸時代から続く唐津の老舗「藤川蒲鉾」が昭和初期に生み出したソウルフード「魚(ぎょ)ロッケ」。魚のすり身にカレー粉や玉ねぎ等を混ぜ、パン粉で揚げた一品です。
魚ロッケ (カレー味) 3枚入 ¥350
唐津駅と唐津城の間の中心市街地にあるので、食べ歩きの一品に組み込みやすい名物です。
玄界灘の魚|寿司・海鮮丼・刺身定食
イカだけでなく、唐津の日常の食卓は玄界灘の魚で支えられています。
編集部が取材した「うお眞」「旬彩の恵」は後半の章で紹介しますので、チェックしてみてください。
唐津観光協会は佐賀牛、秋のツガニ(浜玉・七山)、夏の鮎も唐津のグルメに挙げています。
唐津の地酒|聚楽太閤と万齢
唐津観光協会が特産品に挙げる地酒が、大吟醸「聚楽太閤(じゅらくたいこう)」。醸すのは鳴滝酒造で、前身の太閤酒造は宝永2年(1705年)創業、全国新酒鑑評会で平成元年以降13回の金賞受賞歴があります。
もう一つ、相知町の小松酒造「万齢(まんれい)」は江戸後期創業の小さな蔵の手造りの酒です。
唐津焼の器|食の記憶を持ち帰る
食べ物ではありませんが、唐津の食を語るときに欠かせないのが唐津焼です。1580年代ごろ、岸岳城主・波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされています。
ざっくりとした土の質感と、一点一点異なる素朴で力強い用の美のうつわです。
JR唐津駅から徒歩2分の「唐津市ふるさと会館アルピノ」2階に唐津焼総合展示場・販売場があり、窯元を回る時間がなくてもまとめて見て買えます。館内には菓子や水産物、唐津くんちグッズも並びます。
半日で回る食べ歩きモデルコース
A. 唐津駅〜唐津城コース(徒歩)
- JR唐津駅で降りて、駅前のアルピノで唐津焼とお土産の下見
- 中町の藤川蒲鉾で魚ロッケを買い、商店街を歩きながら唐津城方面へ
- 昼は市内の寿司か海鮮丼(取材済みの店は次の章)
- 帰りに大原老舗 唐津駅店か宮田松露饅頭を
B. 呼子コース(車)
- 7:30から始まる呼子朝市を歩く(一夜干し・いかプレスせんべい)
- 朝市通り近くの moc coffee でクレープとコーヒー
- 11:00ごろにイカ料理店へ(河太郎 呼子店は平日11:00開店)
- 唐津市街へ戻る途中、虹の松原でからつバーガー
お土産に買うなら
| お土産 | 買える場所 | 目安 |
|---|---|---|
| 松露饅頭(大原老舗) | 唐津本店・唐津駅店 | 18個入り 2,333円(税込) |
| けえらん | 伊藤けえらん本家(浜玉町) | けえらん(10本入り)¥1,300 |
| 魚ロッケ(藤川蒲鉾) | 藤川蒲鉾・アルピノ | 3枚入 ¥350 |
| いかしゅうまい(萬坊) | 萬坊 えきマチ1丁目1唐津駅店
JR唐津駅構内 |
8個入り 1,404円 |
| 松浦漬(松浦漬本舗) | 直売店 松簾 呼子本店 9:00〜17:00 | 松浦漬パック702 円(税込) |
| 松原おこし | 松原おこし 麻生本家(虹の松原内) | 黒砂糖をまぶした米菓子14本入り380円 |
唐津うまかもん市場
佐賀県最大級の規模を誇るJAからつの大型ファーマーズマーケット「唐津うまかもん市場」。
広々とした店内には、唐津・玄海地区で育まれた採れたての新鮮野菜や旬の果物をはじめ、玄界灘の豊かな水産物、ブランド牛「佐賀牛」などの畜産物がズラリと並びます。
特産品やお土産の品揃えも豊富で、上記で紹介したお土産もほぼ揃っています。観光客はもちろん、地元民も日常の買い物に訪れる大人気スポットです。
取材済みの店で食べる
ここからは BLUE MAGAZINE 編集部が実際に足を運んだ店です。営業時間や場所は各記事で確認できます。
うお眞|唐津市山本|寿司・丼・うどん
2026年3月オープン。昼はランチ、夜は居酒屋メニュー。駐車場10台。
旬彩の恵|唐津市鏡|土鍋ご飯と海鮮
イオン唐津店の目の前。海鮮丼定食(2,200円)や土鍋ご飯付きの刺身定食で玄界灘の魚を。
唐津くん煙工房|東唐津駅すぐ|ハム・ソーセージ
熟成にこだわったハムとソーセージ。菓子以外のお土産を探している人に。
GRAND SLAM|唐津駅内|洋菓子
昭月堂の姉妹店。手土産のミニシュークリームと、夏は佐賀の苺の期間限定かき氷。
Pissenlit|唐津市町田|苺ケーキ・かき氷
苺のケーキと、夏限定のふわふわの「白雪氷」。
moc coffee|呼子|クレープとコーヒー
呼子朝市通りの近く。朝市散策の合間のテイクアウトに。向かいにイートインスペースあり。
ランチ・カフェ・夜ごはんのまとめはこちら。
よくある質問
呼子のイカ活き造り、からつバーガー、松露饅頭が三本柱です。ほかにけえらん、魚ロッケ、玄界灘の魚の寿司や海鮮丼、地酒の聚楽太閤、器の唐津焼が挙がります。
唐津観光協会の掲載情報では、河太郎 呼子店のいか活造り定食が2,700円(税込)です。店や時期で変わるので公式サイトで確認してください。
虹の松原の松原本店(赤いバスの移動販売)が本店で、唐津市内に4店舗、糸島市・福岡市西区にも店があります。スペシャルバーガーは710円(税込)。
松露饅頭が定番で、JR唐津駅構内の大原老舗 唐津駅店で買えます。米菓子ならけえらん、揚げ物なら魚ロッケ、呼子ならいかしゅうまい、器なら唐津焼です。
まとめ
唐津の名物は、呼子のイカ、からつバーガー、松露饅頭の三つを押さえれば外しません。玄界灘の魚の一食と、けえらんや魚ロッケのおやつ、唐津焼の器を足せば、半日でも唐津グルメが一通りつかめます。本記事を参考に唐津のグルメを楽しんでみてください。
情報は2026年10月時点。最新は公式サイトでご確認ください。

